18 June 2025
Fe_Ca-Sn: 2025年6月27日(金)より新しい展覧会を開催いたします
オープニング·レセプション 2025年6月27日 19:00~21:00 期間:2025年6月27日~7月6日 時間:12:00~19:00 月曜・火曜・水曜定休 東京を拠点とするアーティスト、本多沙映、木村亜津、キャスリーン・ライリーによるグループ展。三者に共通する詩的な感性、素材への探究心、そしてアート・デザイン・クラフトの領域を自由に横断するアプローチを通して、移ろいゆく環境の儚さや新たな表現の可能性を探求します。 本展の開催にあたり、三者は1920年代のシュルレアリスムの遊び「エクスキーズィット・コープス(優美な屍骸)」に着想を得たコラボレーション作品を制作しました。このゲームでは、参加者が互いの制作過程を見ずに順番に絵や詩を加えていき、一つの作品を完成させます。このルールに倣い、アーティストはこれまでの作品制作で各々が扱ってきた素材——「鉄(Fe)」「カルシウム(Ca)」「スズ(Sn)」——を交換し、未知の素材に取り組むことで、新たな創造の領域と手法を模索しています。 本展では、このコラボレーション作品に加え、各アーティストによるアーカイブ作品も展示されます。 本多沙映 デザイナー/アーティスト。 2010年に武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後、2013年からアムステルダムのヘリット・リートフェルト・アカデミーのジュエリー学科で学び、2016年に卒業。2021年にオランダから日本に拠点を移し、自主的なプロジェクトの他、企業や教育・研究機関等のクライアントと共に多様なプロジェクトに取り組んでいます。 既存の価値体系に詩的なアプローチでゆるやかに疑問をなげかけながら、オルタナティブな美意識を探究。アート・デザイン・クラフトの領域を自由に縦断しながら、独自の観察眼と実践的なリサーチを通じて、モノや素材の背景に隠れた物語を掬い上げ、新しい価値をかたちにしています。 作品の一部はアムステルダム市立美術館、アムステルダム国立美術館、アーネム博物館に永久所蔵。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科木工専攻非常勤講師。 木村亜津 東京都と甲府市を拠点に制作を行う美術作家。 2008年に武蔵野美術大学造形学部卒業後、植栽の会社でデザイナーとして勤務する中で、植物や生き物そのものへの関心や疑問を深め、作家活動を始めました。 生命を題材として、ドローイング、彫刻、インスタレーション、映像など、多様な表現手法を用いて制作しています。 主な展覧会に、ジョロウグモの知覚世界に注目した「網の上の蜘蛛」(府中市美術館市民ギャラリー·2024年)、昆虫の糞に注目したプロジェクト「虫の生活」(ファンダメンタルズ フェス(2021-2023)・東京大学駒場博物館・2023年)、鉄酸化菌が作り出す酸化鉄皮膜を写し取ったドローイング作品「鉄の風景」 (nidi gallery · 2022年) など。 キャスリーン·ライリー スコットランド出身のアーティスト/ 金属細工師。 グラスゴー美術学校で金属細工、ジュエリーを学んだ後、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで大学院を卒業。2019年に大和日英基金の受賞者として日本へ渡り、新潟県燕市で2年間修行。現在は東京を拠点に活動中。 彼女は詩作を通して日常の中の一瞬一瞬や無意識の動きを観察し、咀嚼しています。選び抜かれた言葉は抽象化され、立体作品として形を成します。詩と物理的な世界と関連づけることで、記憶が呼び覚まされ、新たな関係性が生まれます。ライリーは状況によって変化する彼女の作品を記号学的特質として捉え、実験しています。 彼女の近作は、蝶や手で採取した花を使った錫の鋳造を中心に展開されており、儚い体験を保存しようとする試みです。それは、通常は自分の手に負えないものを把握するための、カタルシスをもたらす方法でもあります。 kaamer·カーメル 東京都杉並区高円寺南3-17-15 KMアパートメント108 https://www.instagram.com/kaamer_
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